2014年3月6日木曜日

インタラクティブ広告

 相互交流とも訳されるインタラクティブ。広告においてのそれは、対話であり、触れ合いと定義される。特に、インターネット広告においては触れ合うことは強みとして活用されている。ここで驚いたのは、地下鉄広告も、今やインタラクティブの領域と切っては切れない関係になったということである。


 インタラクティブ広告とは、Wikipediaにはこう記述されている。
インターネット広告の特徴は、ターゲティング性とインタラクティブ性の2点である。(省略)インタラクティブ性とは、単純に広告を表示するだけでなく、ユーザーが能動的にアクションすることによって、従来のマスメディアではできなかった深いコミュニケーションが取れる点を指す。広義で解釈すると、インタラクティブ広告とは、インターネット(オンライン)広告そのものを表しています。
代表的な例としては、リスティング広告やリターゲティング広告など、ユーザのアクションに連動して表示される広告でしょう。(参照:wikipedia:インターネット広告

  今回は、スウェーデンのヘアー商品のOOH広告。地下鉄で電車が通ると、それにディスプレイが反応する。これは、長髪の人にはあるあるで、電車が駅のホームに入ってくると強風で髪がぐしゃぐしゃになる。おそらくこのOOH広告を制作した人は、これを見て着想したのだ。そして、このOOH広告の意義とは「どんなに髪が乱れても、このコンディショナーなら大丈夫」ということらしい。見事だ。

 そして、Socialの肝となるのは拡散の部分。予想外の出来事に、ホームにいた乗客は咄嗟にスマートフォンに内蔵されたカメラを向け、その様子(イベント)をおさめる。彼らはそれらのデータをSNSにアップロードして拡散していくのだ。拡散には、遊び場が、つまりアップする自分に対する言い訳が必要である。それがインタラクティブ広告で一番の肝になる部分となる。





 あるあるネタがこうして具現化されてるとワクワクするよねー。


Wonderful Subway Ad Shows a Woman's Hair Blowing Around Whenever a Train Arrives(46秒)


Apotek Hjärtat - Blowing in The Wind from Ourwork on Vimeo.


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